

蒸し暑くて寝苦しいんですが、、、
快眠方法何かないかしら?

寝苦しいときの対処はどうされてます?

エアコン付けて寝てます。

エアコン以外にもいくつか快眠方法はありますので説明していきますね。
体温のメカニズム
身体の中心部の体温(深部体温)が下がると
眠気が強くなります。
眠いときって手足がポカポカあたたかく
なりませんか?
これは深部体温を下げる準備として
熱を手足に運んで発散させているからなんです。
要するに、寝つきが良くないときは
この熱の発散効率が悪いと思います。
冷え性では快眠を得られない
冷え性では血液の循環が滞っている状態です。
つまり、深部体温の熱を手足に運ぶ効率が
悪くなっているので身体の奥に熱がたまり
快眠を得るのは難しいでしょう・・・
体温の変化に逆らわない
私たち人間の体温は時間帯により
上がったり、下がったりしています。
上下で約1℃くらいでしょうか。
夕方~夜にかけて体温がMAXになり
その後だんだんと下がってきます。
そして夜明け~早朝にかけて最も
体温が低くなります。
このバランスというかメリハリが
しっかりしていると快眠を得られます。
なので、日中にエアコンがきいた部屋で
過ごされていると体温調整がうまくいかなくなり自律神経が乱れてきて寝つきが悪くなります。
とは言っても、、、
お仕事によってはエアコンがきいた部屋で
過ごさなくてはいけませんよね・・・
でも諦めてはいけません。
快眠方法をいくつかご紹介させていただきます。
快眠方法
ぬるめのお湯で入浴
38~40℃で10分~20分ほどつかっていると手足の血管が開いて体温が下がりやすくなる。
脚に温冷刺激を与えることで
副交感神経が優位になってリラックスでき快眠できる。
~やり方~
43℃くらいのお湯をシャワーで2~3分間
左右の脚に交互にかける。
次に20℃くらいの冷水シャワーで20秒ほどかける。
エアコンで最適な室温にする
室温が暑すぎてしまうと深部体温が下がりません。
ですので設定温度を28度ぐらいにして
あとは扇風機を併用して最適な室温にしてから眠れば睡眠の質が上がります。
※ずっとつけっぱなしで寝るのはおすすめできないので
タイマーかけてから寝てくださいね。
パジャマで寝る
トレーナーやジャージなどの
スポーツウェアで寝ていませんか?
運動時を想定してつくられているので機能性はあってもリラックスできる肌ざわりや柔らかさはありません。
なので寝る時は適していません。
それに比べてパジャマは寝返りがしやすく
吸湿、吸汗のことも考えられて作られています。
寝ている間、深部体温の熱を下げる為に
多くの汗をかいて熱を下げています。
この汗は肌を伝う汗ではなくて皮膚や呼気によって発散される『不感蒸泄(ふかんじょうせつ)』と呼ばれる生理現象です。
不感蒸泄の割合:皮膚から約600ml,呼気から約300ml
※成人で常温安静時の時
まとめ
比較的簡単に快眠できる方法をまとめてみました。
焦らず、ひとつずつでいいので実践してみてください。
ポイントは『深部体温を下げる』ということです。
体温のメカニズムを知ることの
重要性が分かっていただけたかと思います。
あとは寝る環境も大事になりますので
今一度寝具の見直しをしてみてはいかがでしょうか?
人生の3分の1は睡眠の時間になりますから
寝具にお金をかけて自分に最適なものを
揃えてみてください。
あなたの睡眠の質が上がりますように・・・

渡辺大介

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